「男ってば、まったく!!」とイライラしていませんか?
女性の皆さん、「男ってば、まったく!!」とイライラしていること、ありませんか?
- 「私より頼りない」
- 「私より弱い」
- 「私より不器用」
- 「私より怖がり」
- 「私より仕事ができない」
他にもいろいろとありますが、今日はこれくらいにしておきましょう。
でも、どうしてこんなにイライラするのでしょうか?
男性に対するイライラの正体
「男ってば、まったく!!」というイライラの正体は、「私」と「男性」との競争 なのです。
もちろん、これはあくまで 「自分が知っている範囲の男性」 に対してのことであり、世の中の全ての男性がそうだとは思っていないはず。でも、ついつい 「男って、〇〇」 と、ひとくくりにしてしまうことはありませんか?
もしかすると、「父親」 や 「男兄弟」 に対してあまり良いイメージを持っていないため、 「男族全体」 に対しても同じように感じているのかもしれません。または、「元彼」 に散々な目にあわされた経験から、男性全般に対してネガティブなイメージを抱いてしまっているのかもしれません。
逆の立場で考えてみると、「女って、〇〇だよな」とひとくくりにされたら、「他の女と一緒にしないでよ!」と思うのに、なぜか 「男って、〇〇」 とは言ってしまう。
これ、実は 「私 VS 男性」 の競争なのです。
私が勝っているのに、なぜかモヤモヤする?
この 「私 VS 男性」 の競争の構図では、あなたが 「勝っている」 状態です。
でも、なぜかスッキリせず、モヤモヤしたりイライラしたりしてしまいます。
なぜなら、「本当は男性に頼りたい」 と思っているからです。
「さすがは、男だ!」 と感心したいのに、「なんだよなんだよ…私が勝っちゃったじゃないのよ…」 と、心のどこかで 「負けたかった」 と感じているのです。
本当は 「自分より強くて頼れる男性」 を求めているのに、「私の方が勝っちゃった」 ことで、
「期待外れ」 という感覚になり、イライラしてしまうのです。
男性にイライラするのは、自分が頑張りすぎた証拠
あなたが男性に対して 「私より頼りない」 とか 「私より弱い」 とイライラする部分は、実は 「あなた自身が努力して頑張ってきた部分」 なのです。
例えば、「頼れる自分」 であるために、「弱さを見せないように努力してきた」。
「不器用な自分を克服するために、何度も練習して上手くなろうとした」。
「怖がりな自分を奮い立たせて、勇敢であろうとしてきた」。
そうやって、自分を奮い立たせて 「強く、しっかりした自分」 を作り上げてきたからこそ、「頑張っていないように見える男性」 に対して 「なんであんたは、頑張らないのよ!」 とイライラしてしまうのです。
イライラの正体は「頑張ったのに報われない」という怒り
怒りという感情は、「私はこれだけ頑張ったのに、どうしてあなたは頑張らないの?」 という 「報われない感覚」 から生まれています。
頑張った自分を認めてほしいのに、それが叶わないからこそ、怒りという形で表れてしまうのです。
でも、その怒りは 「男性に向けるものではない」 のです。
だって、男性たちは 「あなたに怒られるような悪いことはしていない」 のですから。
怒りを解消する方法:自分を褒めてあげる
男性に対して 「私より頼りない」 とイライラするのは、「自分が努力してきた部分」 だからこそ。
- 「私、えらい!」
- 「私、頑張った!」
- 「私、すごい!」
と、「自分をホメたおす」 ことが、怒りを解消する最初のステップです。
「いやいや…自分で自分を褒めるんじゃなくて、そこを男性に認めてもらいたいんだよね!」
という気持ち、わかります。
でも、男性に認めてもらったらもらったで、
「今さら、何を偉そうに!」 とイライラしてしまいませんか?
それは、「自分の努力を誰にも認めてもらえなかった」 という 「報われない感覚」 が強すぎるから。
だから、「まずは自分で自分を認める」 必要があるのです。
まとめ:イライラの正体を知って、自分を楽にする
男性に対してイライラするのは、「自分が頑張ってきた部分」 だからこそ。
その努力を 「認めてもらいたい」 という気持ちがあるから、「自分より頑張っていないように見える男性」 に対して、
イライラしたり、モヤモヤしたりしてしまうのです。
でも、その怒りは、「男性に向けるものではなく、自分を認められなかった過去に向けるもの」 なのです。
だから、「私、えらい!」 「私、頑張った!」 「私、すごい!」 と、
まずは 「自分をホメたおして」 あげましょう。
最後に:自分を認めることで、イライラが消える
自分を認められるようになると、「男性に認めてもらいたい」 という欲求が減り、
「男ってば、まったく!!」 とイライラすることも、ぐっと減っていきます。
「私は頑張った!」 という気持ちを素直に受け入れて、
「もっと楽に、もっと自由に生きられますように。」
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