私たちは、前向きでいようとするあまり、
「落ち込んではいけない」「ポジティブでいなきゃ」と思い込んでしまうことがあります。
でも本当の“前向きさ”とは、
いつも笑顔で頑張り続けることではなく、
**落ちても戻ってこられる力(レジリエンス)**を持つこと。
11月の心理学ナイトでは、そんな「心の回復力」をテーマに、
ポジティブ心理学の視点から、未来へ進むための心の整え方をお届けします。
💡今回のテーマ:「未来を切り開くための心構え〜ポジティブ心理学〜」
講師:大門昌代
ゲスト:南條あすか
私たちは、誰でも日常の中で心が揺れます。
仕事が思うようにいかないとき、人間関係がぎくしゃくしたとき、
SNSで人の幸せ報告を見て、自分を責めてしまう夜もあります。
そんなとき、つい「ポジティブでいなきゃ」と頑張ってしまうけれど
実はその“頑張り”が、心を疲れさせてしまうこともあるのです。
今回の心理学ナイトでは、
ポジティブ心理学が教えてくれる「心の自然回復力=レジリエンス」を軸に、
“戻ってこられる力”を育てていきます。
🧭当日の流れ
① 未来に向かう心のしくみ
- 行動より先に動くのは“感情”
- 「やる気が出ない」のではなく「心が安全確認中」
- 行動を生むのは“努力”ではなく“安心感”
心が動けないとき、それは怠けではなく“心の防衛反応”。
まずは安心を取り戻すことが、前進の第一歩です。
② 実習①「自分の中の“強み”を見つける」
「私には何もない」そう感じているときほど、
小さな行動の中に“戻る力”が隠れています。
③ 出来事と自分を分けてみる視点
- 「失敗した」=出来事、「私はダメ」=意味づけ
- 事実と意味を分けると、心の緊張がほどける
- “でも”の一言で、責めていた自分に優しさを取り戻せる
出来事はあなたの価値ではなく、
“あなたが体験したひとつの出来事”にすぎません。
④ 実習②「出来事と自分を分けてみるワーク」
紙に書き出して整理することで、
心の中に新しいスペースが生まれます。
たった数分でも、“自分を責めない選択”ができるようになります。
🌈こんな方におすすめです
- 前向きになりたいのに、気持ちが追いつかない方
- 落ち込む自分を責めてしまう方
- つい「がんばらなきゃ」と自分を追い立ててしまう方
- 心を整えて、軽やかに未来を見つめたい方
🌸講師メッセージ
「変わる」というのは、明るくなることではありません。
前は責めていた自分に、“やさしくできるようになる”こと。落ちても戻ってこられる力は、誰の中にもあります。
ぜひ、あなたの中の“芯の強さ”を一緒に見つけてみましょう。
🗓️開催概要
テーマ:未来を切り開くための心構え〜ポジティブ心理学〜
日時:2025年11月18日(火)20:00〜22:00(Zoom開催)
講師:大門昌代
ゲスト:南條あすか
参加費:3,300円(税込)
※録音・録画は不可。見逃し配信はありません。
🪶おわりに
ポジティブとは、「落ち込まない」ことではなく、
落ち込んでも自分を信じて戻ってこられること。
今月の心理学ナイトが、
あなたの心のバネをやさしく整える時間になりますように。


