1月。
カレンダーが新しくなるだけで、なぜか「人生も更新しなきゃ」みたいな気がしてしまう。
周りも言うんですよね。
今年の目標は?
今年こそは?
何か始める?
……始める前から、もう“追われてる感”。
そして、こうなる。
- 予定は立てた
- やることも分かってる
- なのに、手が止まる
- さらに、止まっている自分を見て反省が始まる
この流れ、1月あるあるです。
でもこれ、意志が弱いというより、そうなる理由があります。
むしろ「ちゃんとやろう」とする人ほど、起きやすい。
「スタート」がしんどいのは、心が“安全確認”を始めるから
新しいことを始めるとき、心の中ではだいたい次の確認作業が走ります。
- 失敗したらどうする?
- 続かなかったらどうする?
- 笑われたらどうする?
- 結局またダメだったらどうする?
この“安全確認”が強目に出ると、体はこう反応します。
近づかない(=回避)。
今じゃない(=先延ばし)。
もっと整ってから(=完璧化)。
これ、怠けているというより、
「危険を避けよう」とする安全確認機能が、ちょっと働きすぎている状態です。
先延ばしは「意思決定の問題」ではなく、「一瞬ラクになる学習」
先延ばしが続くのは、よくあるパターンがあります。
- やろうと思う
- 途端に負荷が上がる(不安・面倒・評価)
- いったん避ける
- その瞬間、少しラクになる
- 心が「避ける=ラク」と覚える
つまり先延ばしは、
回避が強化される仕組みで起きやすい。
しかも厄介なのが、
先延ばしの後に「反省」がくっつくこと。
反省が始まると、気持ちは重くなる。
重くなると、ますます動き出しのコストが上がる。
結果、また先延ばししやすくなる。
これ、1月に起きる“空回り”の典型です。
完璧主義は、「開始コストを上げる装置」になることがある
完璧主義って、本来は「失敗を減らす工夫」です。
でも、1月はここが逆回転しやすい。
- 基準を上げる
- 準備量が増える
- “ちゃんとした初日”が必要になる
- その結果、開始が遠のく
スタートのはずなのに、心の中ではずっと「準備中」になる。
そして準備が長引くほど、始めるのが怖くなる。
起きているのは、
基準上昇→開始コスト上昇→停止の循環です。
「スタート」は、気合ではなく“条件”で決まる
ここまで読んで、「あー…」となった方へ。
この話のポイントは、こうです。
動けないときは、
「自分を変える」より先に、
動ける条件を整えるほうが現実的なことが多い。
- 負荷を下げる
- 戻れるルールを作る
- 完璧の基準を調整する
- 自分の“止まり方”の型を知る
こういう整理が入るだけで、
1月のスタートは、急に「やれる形」になったりします。
1月心理学ナイトで、この整理を一緒にやります
今年最初のブログ記事は、
「1月に起きがちな心の現象」を言語化しておきたくて書きました。
そして、このテーマを2時間で整理して、
ワークで「自分の止まり方」と「最初の一歩」を設計して持ち帰る回をやります。
(ワークは難しい作業ではなく、整理が進む方向です。紙とペンがあればOKです。)
開催概要
- テーマ:新しいスタートを切るための心の準備
- 日時:2026年1月20日(火)19:30〜21:30
- 受付開始:2026年1月6日(火)12:00〜
- 開催方法:オンライン(Zoom)
- 参加費:3,300円(税込)
- 講師:大門昌代
- ゲストカウンセラー:大塚統子
詳細・お申し込み
※決済締切:開催当日 2026年1月20日(火)15:00までに、お申し込みと決済の両方を完了してください。
今年のスタートを、気合で押し切るよりも、
「進める条件」を先に整えるところから始めてみませんか。


