気づくことはとっても大事
どんなことであれ、気づくというのは、とても大切なことであると私は考えています。
次に大切なのが、行動するということだと思っていますが、まずは気づくこと。
わかれば、自分ができる範囲でチャレンジできますからね。
でも気づかないでいると、「なぜ?」「どうして?」と考え続けることになってしまいます。
ここでポイントなのが、「今の思考で解決できることならば、もう解決できているはず」ということ。
「あんなに頑張ったのにどうして!」
「これ以上、どうすればいいのかわからない!」
という感じで、問題や悩みの中にいらっしゃる方というのは、とってもたくさんチャレンジをして、とってもたくさん頑張っておられます。
それでも、解決できないということは、『今の思考の外』に解決方法があるからかもしれません。
「私には、私のやり方がある!」と、自分のやり方を持っているのは素晴らしいこと。
ただ、そのやり方でうまくいかないときは、「他に方法はないのかな?」と他にもやり方があるはずと考え探してみる柔軟さが必要になります。
ここがある意味、問題解決のポイントなのです。
いや・・・
あの・・・
その昔私は、頭がとても固いというか、頑固というか、自分のやり方にこだわっていた人なのですが、それはこういった理由からであると後々理解することになりました。
頑固な私はこのようなことを考えていた
「もし、他の方法でうまくいったら、私が今までやっていたことは間違いだということになるではないかっ!」
「そんなはずはないっ!このやり方で、ずっとうまくいってきたのだっ!」
もしくは・・・
「もしそうだったら、今までの努力は無駄だということになるではないかっ!」
「私のやり方が間違っているとか、今までが無駄だとか考えたくもない!」
「やるぞっ!誰がなんと言おうが、私のやり方でやり続けてやる!」
私の場合は、このように頑固で、負けず嫌いで、どうしようのなく融通が利かない人だったので、自分の考え方迷路や、自分のやり方迷路にはまってしまい、どんなに頑張っても何も解決しないという状態になっておりました。
「その迷路、抜け道があるよ」なんて教えてくれる人もいたのですが、「いーーーーやっ!私のやり方がでやる!」と、頑ななわけですから抜け出せませんよね。
当時の私が、「なんだそうだったのか!」と、周りの人からの助言を、柔軟に受け入れることができていたら、あんなに長い間悩まなかっただろうなと反省しきりでございます。
そうは言っても、当時の私がなぜそのように頑固で負けず嫌いであったのかにも、ちゃんと理由があります。
どんなことにも、理由がありますからね。
その辺りのことにも気づけると、柔軟にものごとを捉えられるようになってくるわけですね。