私と元パートナーである困ったちゃんとの、様々なエピソードをご紹介しつつ、浮気などの問題に隠れている心理を、わかりやすくお伝えするシリーズです。
自分なりの手放し
「手放しましょうね」
「手放しは、大切なんですよ」
こんな言葉を何度も聞いたことがあるでしょうか?
でも、簡単に手放せるなら、こんなに悩まないし、問題にもなっていないんです。
手放しって、そもそも何??
別れた彼や彼女、昔のやり方や、傷や痛みなど、確かに手放すべきものはたくさんあります。でも、頭では分かっていても、心がついてこない。手放せと言われても、どうやって?と、常に疑問でした。
例えば、別れた彼のことを、もう全然気にしないで生きる—それが手放しなの?
「もう、あんな奴見返してやる!」と心の中で叫ぶのも、手放しとは言わないの?
「嫌な目にあった思い出、もういらない!」と思って、記憶から消してしまうのも、手放しじゃないのか?
楽しいことに没頭してみる
私は理論よりも、実体験で学ぶタイプです。だからこそ、手放しも理屈ではなく、実際にやってみないとわからないと思いました。何度も教えられても、手放しという言葉の本当の意味が私には分からなかったのですが、ある時、ふっと「どうでもよくなった」のです。
それは、意識して手放したわけではありません。むしろ、しがみついているものが気にならなくなったのです。どうやってそれを達成したか?というと…
楽しいことにひたすら没頭することでした!
石けんを作ったり、洋服を縫ったり、温泉でシワシワになるまで浸かりまくったり、行き先も決めずにバーベキューに出かけたり…。そうしているうちに、だんだんと、しがみついていたことがどうでも良くなり、気づいたら全くこだわりを持っていなかったのです。
それが私なりの手放しの形。「もう、どうでもいいや~」となること。
無理に感情を押し込めたわけではなく、理解できないからと放り投げたわけでもなく、ただ単に、気づいたらそうなっていた。これが私が理解した手放しの方法だったのです。
まとめ
私が気づいたのは、手放しは「無理にやろうとしない」ということです。
しがみついていることに意識的に取り組むよりも、気づけば自然に離れていることが一番の手放しだったんですね。
もし、あなたも何かを手放すことに悩んでいるなら、焦らず無理に手放すことを考えず、まずは楽しいことに没頭してみてください。気づけば、自然と手放せる瞬間が訪れるはずです。
この記事を読んで、少しでも「手放すってこういうことか!」と思っていただけたら嬉しいです。焦らず、自分のペースで進んでいきましょう!
この記事は、旧ブログに掲載していた内容を元に加筆修正したものです。内容を整理し新しいブログへ移行しました。