「どうも、うまくいかないっ!」と思うこと、ありますよね。
そんなとき、実は自分で自分に制限をかけていることがあるんです。
たとえば、こんな感じ。
- 「私って、気が強いタイプだから甘えられないのよね」
- 「私って、頑張り屋だから弱音を吐けない」
これらは「自己概念」と呼ばれるもので、自分が自分に対して作り上げたキャラクターなんです。
そして、この自己概念が、自分の言動を制限していることがあります。
自己概念が言動を制限する
私たちは、自己概念に合わせた言動をとる傾向があります。
たとえば、
- 「気が強い」 という自己概念を持っている人は、
→ 「弱みを見せない」「甘えない」 という言動をとりがち。 - 「頑張り屋」 という自己概念を持っている人は、
→ 「無理をしてでも頑張る」「休まない」 という行動をしがち。
つまり、自己概念が変われば、言動も変わるということです。
キャラクターは一つじゃなくていい
「自己概念」は、一つだけじゃなくてもOK。
むしろ、いろんなキャラクターを持っていた方が楽に生きられます。
例えば…
- 「私は気が強いけど、甘えん坊な一面もある」
- 「私は頑張り屋だけど、実は飽き性でもある」
いろんな側面を受け入れることで、言動に幅が出て、選択肢が広がるんです。
「気が強いキャラ」 でいるときもあれば、「甘えん坊キャラ」 でいるときがあってもいい。
自己概念に縛られていた昔の私
実は昔の私は、「苦労性」 という自己概念に縛られていました。
- 「私って、苦労しなきゃダメな人間」 と思っていたので、
- 休める状況でも休まず、「もっと頑張らなきゃ」 と自分を追い込んでいました。
でも今は、「楽が好き」「楽天家」 という要素もあることを受け入れています。
その結果…
- 本当に必要なときは「苦労性」を発揮して頑張る
- 余裕があるときは「楽天家」の自分で楽しく過ごす
こんな風に使い分けができるようになったんです。
そのおかげで、以前よりずっと楽に、そして楽しく生きられるようになりました。
「ごっこ遊び」で自己概念の制限を外そう
じゃあ、どうやって自己概念の制限を外していくか?
おすすめなのが、「ごっこ遊び」 です!
- 「〇〇さんだったら、こんなときどうするだろう?」
- 「〇〇さんごっこ」をして、言動を真似てみる
例えば…
- 仕事では 「バリバリこなすAさんごっこ」
- プライベートでは 「安心感を与えるBさんごっこ」
なりきってみることで、今までとは違う言動 がとれるようになります。
そして、それを続けているうちに、自己概念も変わっていくんです。
ごっこ遊びが自己概念を変える理由
自己概念によって言動が作られているのなら、
言動を変えれば、自己概念も変わるんです。
最初は 「ごっこ遊び」 のつもりでも、やっているうちに自然と身についてきます。
- 「〇〇さんなら、どんな言葉を発するだろう?」
- 「〇〇さんなら、どう行動するだろう?」
そうやって新しい発想や新しい言動が生まれて、
今までうまくいかなかったことが、スムーズに進むこともあります。
自己概念の幅を広げると自由になれる
- 「私って、気が強いけど、甘えん坊でもある」
- 「私って、頑張り屋だけど、飽き性でもある」
- 「私って、楽天家だけど、実は繊細なところもある」
いろんな自己概念を受け入れると、言動に幅が出て、選択肢が増えるんです。
そうすると、今までと違った自由な感覚を味わえるようになります。
まとめ:自己概念を広げて楽に生きよう
「どうも、うまくいかない!」というとき、
「自分の自己概念が原因で制限をかけている」 可能性があります。
自己概念に縛られることなく、いろんなキャラクターを受け入れてみましょう。
そして、「ごっこ遊び」 で新しい言動にチャレンジしてみてください。
- 自己概念は一つじゃなくていい
- いろんな側面を受け入れると、言動の幅が広がる
- ごっこ遊びで、新しい自分を発見してみよう!
「自己概念の制限を外して、もっと自由に生きたい!」 と思ったら、
今日から**「〇〇さんごっこ」** を始めてみませんか?
あなたがもっと楽に、そして楽しく生きられるようになりますように。
この記事は、旧ブログに掲載していた内容を元に加筆修正したものです。内容を整理し新しいブログへ移行しました。