あの時知りたかった心理学シリーズ第17:派手な言動とその裏に隠れた心理—人は扱ったようになる?

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目立ちたがりな行動の背後に隠れた深層心理とは?

私と元パートナーである困ったちゃんとの、様々なエピソードをご紹介しつつ、浮気などの問題に隠れている心理を、わかりやすくお伝えするシリーズです。

大切な人をどんな人として扱うかはとても大切

今回は、私の元パートナーである「困ったちゃん」とのエピソードを通して、浮気やその他の問題に隠れた心理についてお話しします。あなたが大切にしたい人に対して、どんな扱いをしているかが、その人をどう成長させるかに大きく関わっているのです。


派手な言動は人目を惹く

花火の季節がやってきました!夏の夜空を彩る打ち上げ花火、あのドッカンドッカンと鳴り響く音と、空を真っ赤に染める光景は、見ているだけでもワクワクしますよね。実は、この花火にちょっとした意味が隠れているのです。

私の元パートナー、通称「困ったちゃん」は、どうしても目立ちたがる性格でした。彼が起こす出来事は、まるで大きな花火のように、周りの目を引きます。目立つことが、何よりも彼の求めることだったのです。彼の行動は、まさに「見てくれ!俺はここにいるんだ!」と叫んでいるかのようでした。

特に、彼が起こす大きな出来事(例えば、浮気や借金問題)は、まるで打ち上げ花火のように、私の目の前で次々に爆発していきます。それは、音が大きく、視界を遮るように現れるものの、決して美しくはない、むしろ一瞬で消えてしまうものです。

困ったちゃんは、こうした派手な行動を起こすことで、自分を周りにアピールしたかったのでしょう。彼は、自分が目立ち、周囲に評価されることを最優先していました。打ち上げ花火が空を彩るように、彼の行動は周囲を引き寄せていました。しかし、その後には大きな代償が待っていたのです。


花火のような目立つ行動と、その裏側

打ち上げ花火は、確かに華やかで美しく、人々の目を引きます。しかし、問題なのは、その花火の後に残るものです。花火が終われば、空はすぐに暗くなり、その跡には煙しか残りません。

困ったちゃんも、同じように自分の存在を目立たせるために、派手に行動しました。借金を作り、浮気を繰り返し、大きな問題を次々に引き起こすことで、まるで大きな花火を打ち上げるかのように周囲を驚かせました。

しかし、こうした行動の裏には、彼自身の不安や自己肯定感の低さが隠れていました。困ったちゃんは、周りの人々からの承認を得ることがなければ、自分の価値を感じることができなかったのです。そんな彼が目立つためにやった行動は、結局、彼自身の心の隙間を埋めることはありませんでした。


褒められたくて派手に花火を打つ—でも、その先には?

困ったちゃんは、自分の行動に対して周りからの賛美を受けたかったのです。彼は、周りの人々に「すごい!」と言われたくて、何度も派手な行動を繰り返しました。特に、クラブ活動の仲間たちは、彼の行動に反応し、褒めてくれました。困ったちゃんが部費を支払ってくれるから、みんな彼を褒め称えていました。

でも、問題はそこではありません。困ったちゃんが花火を打ち上げる理由は、他者に褒めてもらうことだったのです。彼が打ち上げる花火がどんなに形が悪かろうが、色が悪かろうが、周りは「素晴らしい!」と褒めていました。それが、彼が求める全てのことだったのです。


人は扱ったようになる—私の失敗

私自身、困ったちゃんに対して否定的な態度を取っていました。彼がやらかす出来事に対して、私はひたすら文句を言い続けました。「どうしてそんなことをしたのか」「もっとちゃんとしようよ」と、彼に対して否定的な言葉を投げかけていました。

ですが、実はこれが大きな誤りでした。私が彼を否定し、ダメだと思っていたことで、彼自身もどんどんその方向に進んでしまったのです。つまり、私が彼をダメな人として扱った結果、彼はどんどん「ダメな人」になってしまったのです。


まとめ

人は自分がどんなふうに扱われるかによって、どんな人間になっていくかが決まります。私が困ったちゃんを否定し続けた結果、彼はどんどん自信を失い、最終的には「ダメな人」としての行動を強化していきました。あなたが大切にしたい人に対して、どのように接するかが、その人の成長に大きく影響します。


この記事は、旧ブログに掲載していた内容を元に加筆修正したものです。内容を整理し新しいブログへ移行しました。

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