「たまには一人になりたい」の本当の理由と自分を優先する時間の重要性

一人の時間を大切にしている女性がリラックスしているイメージ 心理学の基礎
自分の気持ちを大切にする時間で心をリセット

男性には一人になる時間が必要などと言われることがありますが、なにも一人になる時間が必要なのは、男性だけに限らない。

女性だって、一人になる時間が必要な人もいるわけです。

性別に関係なく、自分以外の人を優先することが多い人は、「たまには、一人になりた」と思いますよね。

自分より他の人を優先する

自分以外の人を優先することが多い人とうのは、仕事でお客様を優先している人もそうですし、家庭で家族を優先している人もそうです。
それだけではなくって、人に合わせてあげることが多い人や、人の話や頼みごとをきいてあげることが多い人もそうです。

思いませんか?

「たまには、一人になりたいよ」から始まり

「人といると疲れる」となり

「ああ、遠くへ行きたい」となる

この場合の「遠く」というのは、物理的に遠い場所へ行くことが本当の目的ではなくって、「遠くへ行ったら、今の人間関係から離れることができるから、一人になれるんじゃないかな?」ということで、今の人間関係から離れられるのであれば、物理的に遠くなくってもべつにかまわないんですけどね。

でも、普段から自分以外の人を優先することが多い人は、やさしく良い人ですから、今の人間関係から離れたいなんて、簡単に言えないわけです。
「そんなこと思ってはだめ!」とすら思っている人もいますからね。
だから、物理的に遠い所に何らかのそれっぽい目標を作って、物理的に遠くなることで、今の人間関係から離れようとすることが多いものです。

全部が全部そうだというわけでは決してありませんが、海外留学や、他県の人との結婚、都会を離れて農業を始めるなんていうのも、たまに本当の目的は今の人間関係と距離を置くことだったりする人もいます。

自分以外の人を優先してばかりいると、疲れてしまうのです。
自分のやりたいことができないだけでなく、あまりに長い間、自分以外の人を優先してくると自分のやりたいことがわからなくなりますしね。

報われないのでシェルターが必要になる

そして、これと逆の立場である、自分を他の人に優先してもらいたい人は、優先してあげたとしても必ず文句を言うようになりますからね。
だから、やってもやっても報われないという気持ちになってしまうのです。

人間、報われないってつらいです。
自分がやったことに意味がないということほど、力が抜けてしまうことってないですからね。

そりゃ、自分よりも他の人を優先することが多い人も、一人になりたくもなります。
一人になることで、この報われない感じと距離をとりたい。

「たまには、一人になりたい」と思うことが多い人にとって、一人の時間は、まるでシェルターの中に避難しているようなものなのです。

シェルターは安全ですよね?

他の人から頼みごとをされることもないし、話しを聞かされることもない、面倒をみなくてもいいですし、ボケーーーーとしてようが、ゴロンゴロンしていようが、一日中寝ていようが、熱唱しようが、ダンスしようが、筋トレしようが、なんでもやりたいほうだい。
何をやっても、誰かに何かを言われることもない。
ちょっと特殊なダンスをしても、笑われることもない。
一日ずっと好きなアーティストの映像を見ていても、怒られないわけですね。

休みの日に、たまにシェルターに入って、コッソリ好きなことをするというのもいいのですが、根本的に他の人といると疲れることや、他の人といるのがとてつもなく嫌だと感じることを改善しようとするならば、【自分を優先すること】が大切になります。

県外や海外に行かなくても(行ってもいいんですけどね)シェルターに入らなくても、自分を優先することができれば、わざわざ一人になる時間を必死で探さなくてもよくなるんですよね。

たまには一人になる時間があっても、もちろんいいのですが、他の人と一緒に居ても疲れなくなったり、嫌になったりしなくてすむ。

自分の気持ちを表現する

それには、「私は〇〇が好き」とか「私は〇〇がやりたい」「私は〇〇が苦手」というのがわかることも重要ですし、それらを表現できるようになることも重要。

ただ、自分より他の人を優先してきた人にとっては、「私は〇〇が好き」は、まだ言える可能性があるのですが、「私は〇〇が苦手」というのが、なかなか言えない。
相当ハードルが高いのです。
だって、長い間自分の苦手も我慢して、自分以外の人を優先してきたわけですから、ここで自分にとっての嫌いを認めるということは、「今までの我慢は無駄になるのでは?」と感じるから。

本当は無駄になるわけじゃないのですけどね。

そんな方に、私が昔使っていた必殺ワードをお教えします!

大げさですね。
わかっています。

皆さんの予想通りたいしたことないです。

それでは、発表します!

「私〇〇て好きじゃないかも?」

せこいですね~

苦手と言わずに、好きじゃないと言い、しかも「好きなじゃないかも?」と「かも?」をつえて、よくわからない感を醸しだす。

せこいですが、これだと「私○○が苦手」を表現するのがかなりマイルドになります。
試しにやってみるか!と言う方は、お試しください。
だめだそりゃという方は、他の方法を試していただいて問題ございません。

ただ、自分にとっての好きや苦手を優先させる時間はだれにとっても必要なものですから、ぜひぜひ自分を優先させる時間は確保してくださいね。

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