男性の要塞化した心の扉をブチ破ったら、甘えん坊が出てくることがある

傷を持つ男性に惹かれる 恋愛・パートナーシップ
自立した男性の心の奥に触れる方法

仕事ができ、自立的に生きているけれど、どこか傷を負っているような影があるような男性のことを、男前女子は大好きであることが多いです。

そのような男性は、あまり会ってくれなかったり、自分のことを話してくれなかったり、弱音を吐くなんてことがなかったりするのですが、そんな男性だからこそ男前女子は、「私よりも男前!!」と、好きになってしまうようです。

ただ、このタイプの男性は、なかなか心を開いてくれないもので、お付き合いしていても、心が触れ合うような感じが味わえない。

『近くにいるんだけど、遠距離恋愛?』

みたいな感じ・・・

傷の下には欲求があるもの

自立的で仕事ができて、どこか傷を負っているような影がある男性というのは、やはりどこか傷を負っているものです。

多く場合、子ども時代に満たされない欲求がたくさんあって、「男だから強くあらねば」と、その欲求を抑えこんできて、未だ満たされていない状態です。

その満たされなかった時代が、傷となっているので、その傷に触れるようなことがあると、抑え込んだ欲求が噴き出してしまうので、強く強く心を閉じて、人を近づけないように、心を要塞化しているようなものです。

傷があっても、強く生きてきているので、その強さに男前女子の皆さんは、心惹かれるのかもしれません。

さて、このどこか傷を負っているような影がある男性ですが、彼女や奥さんなど、パートナーのことをよく試します。

いや・・・もちろんご本人は「試してやる!」と意識的にやっているわけではないのです。

ただ、誰かとよりお近づきになろうとすると、隠している傷があらわになるわけで、そうするとカッコ悪いし、つらいし、痛いので、「嫌われてしまうかも?」というような怖れが出てくる。

傷があらわになった上に、嫌われてしまったら・・・
そりゃもう耐えられないですから、何度も何度も試すのです。

「俺って、嫌な奴だろ?」
「俺といても、幸せじゃないだろ?」

というような言動を、何度も何度も繰り返します。

ときには、「俺は君と一緒にいる資格がない男なんだ」と言ってみたり、「もっと他に、良い奴がいるから、そっちに行けよ」なんてことを言ったりもします。

でも、本来とても愛情深い男前女子の皆さんは、そんなことぐらいで彼のことを見捨てるはずがなく、彼を愛し続けることができます。

そうすると、どこか傷を負っている影がある男性の要塞化された心の扉が開き始めます。

上手くいけば、カッコ悪い自分を見せてくれるかもしれませんし、つらかった時代の話をしてくれるかもしれません。
彼らのそんな部分も、受け止めて愛してあげることができると、彼らはどうなるのか?

気になりますよね?

要塞化していた心の扉が開いて、私のことを強く愛してくれるようになる!!訳ではなく・・・

傷を負った時代に抑え込んだ欲求が出てくるのです。

要塞化した扉が開くと

例えば、幼い頃、両親が忙しくひとりぼっちで過ごす時間が多かった。夕食も一人で食べていて寂しかった。せめて母親には一緒に居てもらいたいと思っていたけれど、そんなこと言えなかったというような場合。

「母親と一緒に居たい」「甘えたい」という欲求を抑えこんでいる。

「寂しい」という傷がでてき、その傷に触れないように生きている。

彼女ができ、「寂しい」という部分を見せても嫌われないかテストを何度もしたが、彼女はテストに合格した。

傷の原因となった、「母親と一緒に居たい」「甘えたい」という欲求を彼女に満たしてもらおうとする。

突然、甘えん坊の彼に大変身する。

彼女戸惑う。

こんな感じなる可能性が大きいです。

自立的で、どこか影があるけれど強い男である彼に抱きしめてもらいたいと願っていた男前女子の彼女からすると、甘えん坊に変身した彼に「抱っこして」と言われているような気分になって、「こんなはずではなかった・・・」と、戸惑ってしまうようです。

抑え込んでいた欲求が、ドバッ!と噴き出している状態なので、満たしてあげる必要があるのですが、欲求ですから、ある程度満たしてあげれば勢いは収まります。
ただ、欲求は人間ずっとあるものですから、同じ状態をやり続けると、彼は欲求を出す人で、彼女が欲求を満たす人という構図が出来上がってしまいます。

それはまるで、彼女が彼のお母さんになってしまったような状態。

これはつらい。

では、その欲求を突き放せばいいのかというと、そうしてしまうと、また彼の心は閉じてしまいますので、これまたややこしい。

というわけで、ある程度勢いよく欲求が噴き出している時期は、しっかりと欲求を満たしてあげ、その後は彼が甘えん坊状態から脱出できるように、大人の男状態に戻ってくれるように、なってもらわねばなりません。

さらに女っぷりをあげることが重要

何でも満たしてくれるお母さんではなく、時には言うことは言い、自分自身の幸せを大切に行動する。
一人の女性としての自分を大切にしていくことで、彼を甘えさせているだけではない状態を作り、少しずつ彼に成長していってもらうような感じです。

つまり、女性側も自分自身を成長させていく必要があって、「強い彼に抱きしめてもらいたい!」という乙女心を持ちつつ、「彼の全てを受け止めてあげる」という母の部分も持ち、「大人同士として愛し合いましょう」というセクシーな部分も持つ。

そうなると、相当女っぷりも上がっていることかと思います。
その女っぷりに合わせて、パートナーである彼の男っぷりも成長してくるというわけですね。

文章として書くと、「なるほど、そのような流れになるのだな」と簡単そうなのですが、彼の要塞化した心の扉が開いて、傷が見えたり、欲求が出てきたりした時点で、男前女子の皆さん自身が抑え込んでいる傷や欲求が、刺激を受けることになります。

「やばいっ!こいつといると、私の傷がうずいて、欲求が出てしまう!」と、彼から距離をとりたくなることもあります。

また、彼から欲求が噴き出して、甘えん坊になってしまったときに、「え?邪魔くさい・・・」となってしまうこともあります。

そうなってしまうと、新たに、どこか傷を負っていて影がるよあうな男性を探したくなるようなのですが、要塞をブチ破ることばかりやって、一向に幸せになれないという状態になってしまうかもしれませんので、どこかで女っぷりを今よりもさらに上げることに挑戦するか、要塞化していない男性に興味をもつようにしていくかを、検討する必要が出てきますね。

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