仕事も生活も、人に頼るより自分で頑張ってきた。
困ったことがあっても、誰かに助けを求める前に、自分で何とかする方法を考える。
そんなふうに、これまで多くのことを自分で引き受けてきた女性は少なくありません。
けれども、40代を過ぎた頃から、以前と同じように頑張っているのに疲れが抜けない、人に合わせることがつらい、このまま同じことを続けてよいのだろうかと感じることがあります。
このページでは、頑張る大人の女性が繰り返しやすい悩みと、その背景にある気持ちについて、テーマごとにご紹介します。
こんなことが増えていませんか
仕事でも家庭でも、気がつくと自分がいちばん多くのことを引き受けている。
頼んだり説明したりするくらいなら、自分でやったほうが早いと思う。
本当は断りたいのに、相手を困らせることを考えると引き受けてしまう。
人から頼られることは多いのに、自分が困ったときには誰に相談すればよいかわからない。
ひとりで過ごすことは嫌いではないけれど、この先もずっとひとりなのだろうかと不安になることがある。
恋愛や夫婦関係では、相手の気持ちや機嫌ばかりが気になり、自分がどうしたいのかわからなくなる。
これまでと同じように頑張っているはずなのに、以前より疲れやすくなり、無理を続けることが難しくなってきた。
ひとつでも思い当たることがあるなら、頑張ることで多くのことを乗り越えてきた一方で、そのやり方が今の自分には合わなくなってきているのかもしれません。
頑張ることで乗り越えてきたからこそ
自分で考え、自分で決め、自分で行動することは、これまでの人生を支えてきた大切な力です。
人に任せられない状況や、誰かに頼っても思うように助けてもらえない経験があれば、自分でやることがいちばん確実だったのかもしれません。
周囲の期待に応え、頼まれたことを引き受け、問題が起きれば先回りして対処する。その積み重ねによって、仕事や家庭、人間関係を守ってきた方もいるでしょう。
ただ、何でも自分で何とかするやり方を長く続けていると、断ること、頼ること、任せること、自分の希望を伝えることが難しくなっていきます。
頑張る力がなくなったのではなく、これまでと同じ方法だけでは、負担が大きくなってきたということがあります。
今までの自分を否定するのではなく、これまで身につけてきた力を残しながら、すべてをひとりで背負わない方法を考えていく時期に来ているのかもしれません。
頑張る大人の女性が抱えやすい悩み
仕事や人間関係で、つい自分が頑張ってしまう
仕事でも家庭でも、頼まれると断れず、気がつけば自分ばかりが多くのことを引き受けている。
人に任せたほうがよいと思っていても、待っているより自分でやったほうが早いと感じてしまう。
そのような頑張り方を繰り返してしまう背景について、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
我慢の限界で人間関係を切ってしまうのはなぜ?いつも同じ役割を引き受ける人の心理
「私はこういう人だから」が自分を苦しくする|しっかり者の役割から降りられない心理
恋愛や夫婦関係で、自分の気持ちがわからなくなる
仕事や日常生活では、自分の考えで動けるのに、恋愛になると相手の反応が気になり、自分のペースを保てなくなることがあります。
頼りたいのに頼れない。やさしい相手を望んでいたはずなのに、なぜか気持ちが動かない。不安なことがあっても相手に聞けず、ひとりで考え続けてしまう。
そんな恋愛の中で起こりやすい悩みについて、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
【40代50代】普段は一人で平気なのに恋愛で不安になる理由|自立女性の落ち着かなくなるポイント
結婚したら仕事をセーブするべき?女性ばかりが調整役になりやすい理由
ひとりでいることは好き。でも、この先が不安になる
ひとりの時間は好きだし、日々の生活も自分で回していける。
それでも、40代を過ぎた頃から、この先もずっとひとりなのだろうか、仕事を続けられなくなったらどうしようと、将来が気になることがあります。
ひとりでいることを楽しむ気持ちと、誰かとつながっていたい気持ちは、どちらか一方に決められるものではありません。
ひとりで過ごすことや、この先への不安について、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
40代独身「このままでいいの?」が増えてきたときに、心の中で起きていること
一人でいるのが好きなのはおかしい?人付き合いが嫌いとは限らない理由
女性らしさや、自分の魅力に迷うとき
仕事では自分の力でやっていけるのに、恋愛では自信が持てない。
人から女性らしさを求められると、窮屈に感じる。反対に、自分には女性としての魅力が足りないのではないかと不安になることもある。
女性性とは、決められた女性らしさに自分を合わせることではありません。
自分の気持ちや感覚を受け取り、人との関係の中でどのように自分を表現していくのかについて、女性性シリーズでご紹介しています。
これまでのやり方だけでは難しくなったときに
これまで自分で多くのことを乗り越えてきた人ほど、「これくらいならまだできる」「もう少し頑張れば何とかなる」と考えやすいものです。
けれども、断りたいのに断れない、人に任せると落ち着かない、恋愛になると相手の反応ばかり気になるといったことが繰り返されている場合、やり方だけを変えようとしても、思うようにいかないことがあります。
頭ではどうすればよいかわかっていても動けないときには、これまで言えずにきた怒りや悲しみ、寂しさ、怖さなどが影響していることがあります。
カウンセリングでは、現在起きている問題だけでなく、なぜ同じことを引き受けてしまうのか、断ったり頼ったりすると何が起きると感じているのか、これまでどのような気持ちを抑えてきたのかを整理していきます。
これまで身につけてきた力を否定するのではなく、今の自分に合う人との関わり方や、すべてをひとりで抱え込まない方法を一緒に考えていきます。
カウンセリングをご検討の方へ
人に頼ることが苦手で、これまで自分で何とかしてきた方にとって、カウンセリングを利用することにも迷いがあるかもしれません。
何から話せばよいのかわからない、自分の悩みが相談するほどのことなのかわからないという場合も、そのままお話しください。
現在起きていることや、繰り返している悩みを一緒に整理しながら、頭ではわかっていても動けない理由や、これまで抑えてきた気持ちを確認していきます。
すぐに答えを出すのではなく、ご本人の気持ちと状況の両方を見ながら、これからどのように進んでいくかを一緒に考えます。
